【コラム】マイクロファイバー【No.4】

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どうもみなさん、だいしゃです。


今回もプラスティック問題。

前回のコラムでは海洋プラスティックにつながるお話をさせていただきました。
マクロからマイクロへということで、今回は目に見えにくい相手、マイクロファイバーです。ポリエステルやナイロンなどの合成繊維が、着用や洗濯の摩耗で微細な糸片となり、排水とともに流れ出る。多くは下水処理で捕捉されるものの、ゼロにはならず、一部は川や海へ。吸着性が高い繊維片は、他の化学物質を抱え込み、プランクトンや魚に取り込まれる可能性があります。ここで大事なのは、「何を着るか」だけでなく「どう扱うか」。家事の所作が環境負荷を左右するという視点です。

 

私もいろいろと使う『マイクロファイバー』ですが、実は環境汚染につながるものだったなんて。
思いもよりませんでした。

 

いつ出やすい?どんな服が要注意?

新しく買ったタオルやフリース、起毛素材は初期の毛羽落ちが多め。強い水流・高温・長時間運転・高速脱水・過乾燥は繊維のストレスを増やし、糸切れを招きます。縫製の甘い衣類もほどけやすく、毛羽を誘発。つまり、やさしく・短く・適量で回すことが基本戦略になります。

 

今日からできる対策ベスト8

  1. やさしいコース×短時間×低水温:汚れに合わせて必要最小限で。まずは設定を一段やさしく。

  2. まとめ洗いは“適量”を守る:少なすぎても多すぎても摩耗増。目安は洗濯槽の7〜8割。

  3. 微細繊維を捕まえるネット/専用バッグ:詰め込みすぎは効果減。ふんわり入れるのがコツ。

  4. 排水ホースや屋外排水口に後付けフィルター:捕集した糸くずは可燃ごみへ。

  5. 乾燥は短く、毎回フィルター清掃:天日や室内干しと併用して過乾燥を避ける。

  6. 毛羽落ちしやすい物は別洗い:新しいタオル、起毛、フリースは単独あるいはネットで。

  7. 洗剤は適量厳守:入れ過ぎはすすぎ回数が増え、運転時間が伸びる=摩耗増。

  8. 風呂水ポンプや排水トラップのメッシュ見直し:細かい網に替えるだけで家庭内の捕集率UP。

 

“買う前”から始める:衣類選びの目利き

  • 生地密度と表面:密に織編みされた生地は毛羽が出にくい。ふんわり起毛は気持ちいいが毛羽多め。

  • 縫製品質:糸の始末、縫い幅、ボタン・ファスナーの付け方は洗濯寿命に直結。

  • 用途の相性:汗をかく運動は合成繊維の速乾が便利、日常着は天然素材が快適なことも。万能解はない。

  • コスト・パー・ウェア:長く着られるほど1回あたりの環境負荷は下がる。価格より回数で見る。

 

お直しとケアは最強の省プラ術

ほつれや毛玉を放置すると、洗濯の衝撃でダメージが連鎖します。早めの補修(糸の始末、当て布、ボタンつけ直し)とブラッシングで繊維表面を整えると、毛羽立ちと洗濯回数の双方が抑えられます。シューズを磨くように、服も“メンテ前提”で持つと、買い替え周期がゆっくりになり、結果として排出も減少。

 

家庭を越えて、仕組みで減らす

コインランドリーや集合住宅のランドリールームに微細繊維フィルターの設置を進める動き、家電メーカーによるフィルター内蔵毛羽落ち抑制ドラムの開発、自治体の分別・清掃指針の更新など、社会側の改善も始まっています。私たちにできるのは、選んで応援し、店頭で質問すること。需要の合図が、次の改良を後押しします。

 

まとめ:罪悪感より、家事スキルを一クリック更新

完全無欠を目指すより、「やさしさを1段足す」「道具を1つ足す」「1着を長く着る」。その三点セットで、見えない排出は確実に減らせます。

 

あとがき

いかがだったでしょうか?

今回はAIの力を借りてまとめてみました。

 

楽だけど私らしくない!(笑)

 

そんな文章でしたね!

 

しかし、マイクロファイバーってマイクロプラスチックってこうやって発生してしまうんですね。服装は基本的にリネンを選ぶようにしていましたが、こんなところで貢献できていたとはと少しニヤつきました(・∀・)ニヤニヤ

 

前回のペットボトルのコラムでは再利用の話もありましたが、なかなかに難しいトピックですね…

 

次回はプラスチック問題を総合した問題点の提起と私たちができる対策を考えてみましょう!

 

だいしゃでした!

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